タイと言えば、タイ古式マッサージ!
という方も多いはず。気持ち良いですよね。
実はワタクシ、2010年から数年かけて定期的にバンコクに通い、タイ古式マッサージを学びました。今回はその観点からバンコクでのタイ古式マッサージの選び方について書いてみます。
その前に少しだけタイ古式マッサージについて。
元々タイ古式マッサージは医療行為として、古くは仏陀に遡るほどの歴史があり、ラマ9世の時代にそれまで国内に点在していた医療に関する智慧を、チャオプラヤー川沿いにあるワットポー(ワットは寺という意味なので、ポー寺。でも響きが悪いせいかこう書いているガイドブックはない)に集約されたのが近年の起源。
つまり、現在でもタイ古式マッサージは医療でもありつつ、大衆化の方向性としてはサロンのような展開がされている。旅行者が街で目にする多くはこの後者で、1時間200〜300バーツ前後(数百円〜千円程度)と安いため、好きな人は旅行中毎日行ったりもする。
しかし!
せかはじトラベルで行って欲しいのは街のサロンではなく、本物のタイ古式マッサージ。それがどこで受けられるかというと、まさに、前述のワットポーだ。
黄金の寝釈迦もあり観光地としても有名なため、ここでマッサージを受けたことがある人も多いかと思うが、せかはじトラベルがご紹介するのは、さらにその先。
ワット・ポー・トラディショナル・メディカル・スクールがそれだ。
その名にあるように、タイ古式マッサージを学ぶための学校。私が数年通ったのもここで、実はここでもマッサージを受けることができることはほとんど知られていない。
分かりやすく言えば、ワットポーのマッサージ師も相当な腕だが、この学校併設の施設では、マスターレベルの先生からマッサージを受けることができるのだ。その違いを感覚的になるがサッカーで例えてみると、町のサロンのおばちゃんを小学生レベルとするとワットポーのセラピストは大学レベル、学校はJリーグだ。
町のおばちゃんのマッサージも否定しないが、目的はリラクゼーションだ。マッサージが終わっても身体に何も残らない。学校で受けるのは治療行為だ。明らかに身体に変化が起きる。
もちろん難点もある。
1つはガイドブック等に載っていないため場所が分かりにくいこと。これはスマホがあれば解決するのでこちらの記事を参考にして欲しい。
2つめは、営業時間が短いこと。町のサロンは深夜まで開いているがこちらは夕方までだ。王宮刊行などとセットにすると良いだろう。
3つめは、少し割高なこと。と言っても日本円で1時間2千円もしない。多くの旅行者には問題無いだろう。
最後は、学校のセラピストだれもがマスターレベルではないということ。
しかし安心して欲しい。
せかはじトラベルは学校のマスターセラピストとLINEでつながっているので、せかはじトラベルが手配する旅行で施術を希望する際は、間違い無く最上のマッサージを受けることができる。