海外では驚くほどキャッシュレス化が進んでいる国もあります。
一方、日本ではこれも驚くほど現金主義が根強く、海外に行く時も現金を用意する方も多いようです。
言うまでもありませんが、現金は無くしたらおしまい。財布を落として交番に届くような国は日本だけですから、海外旅行先で現金だけというのはあまりに不便です。
基本的には、クレジットカードでの決済をオススメします。その際は、国際ブランドで広く使われているVISAかMasterを、万が一に備えて複数枚持って行くと良いでしょう。
もちろんJCBやAmerican ExpressやDinersでもいいのですが、VISA/Masterに比べると使えないこともあります。
とは言え、クレジットカードが使えないシーンもあるので、多少の現地通貨を持って行く必要があり、その方法は以下の3つがあります。
1.出発前に空港で換金する
2.現地について空港や街中にある両替所で換金する
3.現地でクレジットカードでキャッシングする
私がオススメするのは「3.現地でクレジットカードでキャッシングする」です。
意外に思う方もいるでしょう。私も日本でキャッシングは一度もしたことはありません。キャッシングをオススメする理由は以下の通りです。
【簡単お手軽】
至る所にあるATMで24時間いつでも現金を得られます。
【少額から可能】
10ドルなどでも下ろせます。去年行ったオーストラリアは本当にキャッシュレスが進んでいて、2週間の滞在で使った現金は10-20ドルだけでした。
ただし国やATMによっては「換金レート×金額+手数料」の合計が引かれるため、おおよその目安をつけて最低回数になるよう心がけましょう。
【コスト】
キャッシングというと割高なイメージがありますが、実はそんなことはありません。ただ、キャッシングはお金を借りることになるので、カード引き落としのタイミングを待っていると、その間借りている利子が発生し、それが高額になる可能性があります。
それを最低限に抑えるために、私は帰国したらすぐにカード会社に連絡し、キャッシング分の前払いを行います。こうすると借りている期間が最短=利子も最低になります。
【注意点】
最後に注意点です。僕自身は経験はありませんが、ネットなどでは「ATMにカードを入れたら出てこなくなった!」というケースも報告されています。こんな場合にも備えて、海外旅行に行く際は複数枚のクレジットカードを持って行きましょう。
以上、海外旅行に行く際の賢い外貨入手方法でした。
使い残しの現金は、日本円に換金する手もありますが、空港にはユニセフ募金箱が用意されているので、そこに寄付しても良いくらいの額が残るのがスマートな旅かもしれませんね。